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![]() ■商品先物取引と現物取引の違い
通常の取引では、取引時に代金と商品(現物)を交換するのが一般です。 これに対して、商品先物取引は一年後に金を1kg、1gあたり\2,000-で売る (もしくは買う)というように、将来のある時期における商品の売買を約束する取引です。 ■商品先物取引の特徴、業者の違法行為
~先物取引の実態~
近年、先物取引による被害が急増しております。 先物業者の巧みな言葉によって(必ず儲かります等、断定的判断の提供)取引に参加している国内一般投資家の方は約10万人以上と言われていますが、約9割以上の方が大変大きな損害を出しているっていうのが現状です。 また、先物取引とはハイリスク・ハイリターンな取引になるので、取引の内容の理解・相場感を持ち合わせていないと、とても危険な取引です。先物取引の原則として、自己判断・自己投資・投資可能額は余裕資産の3分の1までと言われています。 損害を出されていた被害者の方の中身をみさせて頂くと、ほとんどの方が相場で損しているのではなく、業者の違法な手数料稼ぎによって損害がでているのが今の先物取引の実態になります。両建(りょうだて)等の手数料稼ぎの売買。 まず、先物取引には適格者、不適格者(簡単に言うと、やっていい者とやっていけない者)に分かれます。 先物取引不適格者一覧 ・年間500万円以上の収入のない方へ対する勧誘の禁止。 ・未成年・主婦・年金生活者・生活保護方による保護を受けている世帯に属する者。 ・障害者及び認知障害の認められるもの。 ・商品先物取引をするにあたって借入れや保険解約・定期解約等を必要とする方への勧誘の禁止。 取引において借り入れや定期解約はしてないですか? 取引に見合う取得をありますか? 自分が適格者なのか不適格者であるのかを今一度確認する必要があります。 また業者の手数料稼ぎによる売買や違法行為も詳しく分析し、取引の中身をしっかりみることが解決の鍵になってきます。あなたの取引と上記の内容を照らし合わせて、少しでも当てはまっている所はありませんか??諦めないでください。法律家がきちんと対応します。 無料相談メール・お電話にて是非一度早急にご相談ください。 [Q] 先物取引業者の手口とは? [A] まず、先物取引のきっかけは、電話や訪問によって、「学校の先輩(後輩)」、「同郷」などと言われ、外務員と面談することから始まります。その際に外務員からは、「先物取引は、絶対儲かる、今が底値。任せてほしい。」などとハイリターンの話を強調され、先物の危険性や追証、相場が逆にいった場合の対処の仕方(仕切、難平、両建)などの説明はほとんど受けないまま、最初は比較的少ない金額で、どういうわけかほとんどが買玉から始めます。 [Q] 周りで先物取引をやって儲けたという人はほとんどいません。確率的には半々だと思うのですが、儲けている人もいるのでしょうか? [A] 農水・通産両省が平成9年9月に発表した統計では、取引客のうち80%が損をしていることが明らかにされています。 [Q] 先物取引業者から、「危険性は説明したし、それを承知する一筆ももらっているから、裁判で争っても無駄だ」と言われました。裁判に持ち込んで勝てるのでしょうか? [A] 断言はしませんが、たいていの場合は勝てます。但し、そのまま請求額を認められることは少なく、顧客に過失があったとして、過失相殺を適用され、請求額の何割かカットされることが多いです。 |
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